• 医療データーベースの用途

    医療データーベースとはどのような用途に使える可能性があるのでしょうか。


    もちろん一つだけの用途ではないのですが、いわゆる薬剤疫学のために用いることが、一般の人にとっての医療データーベースの役割としては最も分かりやすいでしょう。単純な例を挙げますと、例えば高血圧の患者さんがいるとします。

    そして、Aという治療薬とBという治療薬があり、どちらがよりその患者さんにとって適切な薬剤かを考える必要があるとします。


    現状では、この判断はお医者さんの匙加減一つです。これまで同じような高血圧の患者さんを診察してきた経験、A及びBの薬を製造している製薬会社の担当者から得た情報、学会なども含めて他のお医者さんから得た情報、その他もろもろの情報や経験を元に、お医者さんが考え、どちらの薬がより効果的かを決めて処方するわけです。


    ところがここに医療データーベースがあると話は変わってきます。いま目の前にいる高血圧の患者さんと同じような症状を持っている患者さんをデーターベースから調査します。

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    治療薬Aと治療薬Bを処方された患者さんを調べ、それぞれの薬を処方された結果としてどのような経過をたどったのかが分かります。



    結果として、このようなタイプの高血圧の患者さんであれば、AでもBでもきちんと効くけれども、どちらかというとAのほうが効果が高いし、副作用も少ないということが分かったりするわけです。



    こうすれば、単に自分の経験や限られた範囲からの情報だけではなく、お医者さんもより確信を持って治療薬Aを処方できるでしょう。